はじめに
富士は日本一の山
お天気の良い朝、まず窓を開けて、目の前の富士を拝していると、子供の時に歌った「富士は日本一の山」という御歌をつい、口遊んで歌ってしまいます。
あたまを雲の上に出し、四方の山を見おろして、
かみなりさまを下に聞く、富士は日本一の山。
そして雪衣を被られている富士を拝していると、子供の時のお正月に、家族で遊んだ百人一首のなかの山部赤人の「不尽の山を望る歌」の反歌も思い出します。
“天地の 分れし時ゆ 神さびて、高く貴き 駿河なる
富士の高嶺を、天の原 振り放け見れば、渡る日の 影も隠らひ
照る月の 光も見えず、白雲も い行きはばかり 時じくぞ
雪は降りける 語り継ぎ 言ひ継ぎ行かむ 富士の高嶺は”
(反歌)
“田子の浦ゆ うち出でてみれば ま白にそ 富士の高嶺に 雪は降りつつ”
山部赤人は奈良時代の人で、役人として東国に赴く道すがら、田子の浦で富士山を拝して詠まれたお歌といわれています。その頃と変わりない富士のお山を、日々拝していますが、とてもお歌は詠めません。
ただ、子供のような心になって、「富士は日本一の山・・・」と歌います。
山梨は、私の母方先祖のご縁の地で、母の里、祖母の里、曾祖母の里、更に御先祖を遡ってのお墓詣りをしたことがあります。それは、ある神社の宮司様から、私の母方先祖のお墓参りをするようにとの御言葉を戴き、お墓参りをした後に、夫は山梨の大学に呼んで戴きました。
夫の大学のお仕事が終わった後も、続けて山梨でのお仕事を戴き、この山梨に住み、今年も富士のお山を拝しております。夫の山梨の仕事が終わればこの地を去ることになり、毎朝の富士山とのご挨拶の日々は終わることになります。
「その日まで、どうぞ、よろしく」と、富士山に申し上げております。
家の窓から拝する富士山
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