ロゴス賛歌
【はじめに言があった。】「言」ということに焦点を向けて書かれ、10年前に出版された澤田神父様の著書『ヨハネによってイエスの福音を読みとる』を、久しぶりに読ませて戴きました。
まず「まえがき」の最初に【これからナザレのイエスさまのことをお話ししょうとするまえに、ベツレヘム生まれのイエスさまには、もっともっと深い奥があったことを表そうとして、ヨハネによる福音は、まず、「言(ロゴス)の歌」をうたいます。】と書かれて、言(ロゴス)賛歌です。
第1章
言(ロゴス)賛歌・ヨハネのあかし
最初の弟子たち
ロゴス賛歌
はじめに言があっていた。
言は神とともにあっていた。
「とともに」は、向かい合ってというふうにも受け取れるといいますが、神と申しあげる方と、言と申しあげる方と、ともにあり、しかも向かい合っていた。離れ離れではなく、言は神であっていたといいます。
3・万物は言によって成った。
成ったもので
言によらずに成ったものは、なにひとつない。
4・言のうちにいのちがあっていた。
いのちは人びとの光であっていた。
この崇高なお方を眺める思いで、ある角度から見ると言という名がふさわしい、別の角度から見るといのちというのがふさわしく、また別の角度から見ると光というのがふさわしい、というようなお方なのです。
5・光は暗闇の中で輝いている。・・・
5節は、まさに福音と聞こえます。自分の中が闇に思えるとき、自分のまわりが闇に思えるとき、さいわいその闇の中に光が輝いているというのです。
聖書の解説書のなかには、光と闇との二元論という説明をするものもありますが、違いますね。光と闇が対等なのではありません。光のほうが強いのです。闇は光をとらえ得なかった。・・・
普通使うコトバコトバ「言」(ことば)は、漢字で「言葉」と書きます。
聖書に書かれている【太初(はじめ)に言(ことば)あり、言は神と偕にあり、言は神なりき。萬(よろず)の物これに由りて成り、成りたるものに一つとして之によらで成りたるものなし。之に生命あり、この生命は人の光なりき。】という「言」(ことば)は、「言・司」「詞」です。
【コトバは、人が自己中心で勝手に使う「言の葉、コトバの葉ではありません。」コトバは神様から戴いた「光透波(コトバ)」で、その「光による透き通った波」の「バイブレーション」の「詞」は、「人の心を育てる神様からの贈り物」です。
日本語のアイウエオに始まる「ア・カ・サ・タ・ナ・ハ・マ・ヤ・ラ・ワ」5音10行の創り出す50音の「詞」の大切さを教えて下さった小田野早秧先生のことを思い出します。
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