おわりに
おさなごのこころ
小さなうつわの会が始まった40年位前の頃でした。『小さなうつわは、神様のたいせつなものを入れるうつわです。』という文を読まれた澤田和夫神父様に「そのうつわにはなにがはいっているのですか」と、聞かれたことがありました。
多分、仏教的な意味での「空」「無」というお答えしたのではと思っています。
その頃澤田神父様が書いてくださった文です。
【「一つ一つが独特で不揃い」だが「神様がご自分の一番大切なものを入れるうつわ」という話は「知能の発達障害」と「手作りの良さ」をあわせ持った園生の物語なのでしょう。「ほかよりも弱く見える部分がかえって必要なのです。
神は、見劣りのする部分をいっそう引き立たせ、体をくみたてられました」
私の知った「小さなうつわの物語」はこんなことでした。】
以前に「小さなうつわ」の心は「おさなごのこころ」と書いた文がありました。
【あなたの小さいことが嬉しい。それは、愛と委託。
その霊魂の貴さ!
「黄金は火できよめられる」
あなたの霊魂も、困難の中にきよめられ 強められる
試煉の時こそ 自分のためにも 他人のためにも
賜物をたくさんいただくことができるということを・・・
苦しみを怖れることはない 苦しみによって光栄は増し
人々を救う事ができる喜びに満たされる
一つのたましいを救うためには多くの苦しみをともなう
空っぽのうつわのあなたを満たす】
1972年5月18日に戴いた「Melting evil the Love 」「罪を清める愛」という詞は、其の後、障害をもたれる方々とのご縁を戴いて、天国に行ける心の導きの御詞と気付きました。そして、それは、小さなうつわのお働きのことだったと思っています。うつわは、るつぼの中で焼かれて出来上がります。
「黄金は火できよめられる」。「試煉の時こそ 自分のためにも 他人のためにも賜物をたくさんいただくことができる」のです。
そして、「小さなうつわ」は「おさなごのこころ」です。
【あなたの小さいことが嬉しい。それは、愛と委託。その霊魂の貴さ!】です。
今生、ご縁を戴いて生き、生かされてきました。そろそろ、そのお導きをふり返り、感謝の手を合わせる時のようです。命をこの世に戴いた頃の素直な「幼子の心」にかえり、「難有り」の日々を過ごさせて戴いたことへの感謝の一言の「有難うございました。」を申し上げます。
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