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仏教とのご縁から

 一般の日本人としての私は、神社には、ご縁を戴いて住んでいる地の氏神様に、お正月とか暮に、又は何かの折には、お参りをさせて戴きます。仏教とのご縁は、取り立ててはありませんが、ただ、実家の住まいがあった近くのお寺には、父、母、兄達のお骨を納めたお墓があり、墓参の折にはそのお寺にまいり、祀られている九品仏様にお詣り致します。
 アメリカのデンバーで、稲本玲子さんとのご縁を戴き、帰国後、関西に住まわれている稲本さんのおかげで、関西の由緒ある寺社にお詣りする機会を戴きました。
 その流れから、仏教学者の田辺和子先生とのご縁を戴き、仏教の勉強をということになります。(HP No.14 メッセージ)

 このご縁を戴く前に事でした。小さなうつわの会の集まりで、白隠禅師の「坐禅和讃」を唱えたことから、仏教に詳しいある青年に「衆生本来仏なり」のお経の話をすると、その青年から仏陀の弟子の「周利般特」のことを教えて戴き、そうして、「周利般特」の事が書かれてある本の『法句譬喩経』の著者の田辺和子先生にご縁を戴いて、仏教についての講義の機会を作って戴きました。
 2001年5月18日、小さなうつわの会の集まりの折に『周利般特様のお導き』と題して「最高の悟りの身口意の三業について」田辺和子先生にお話をうかがう事になります。

 その周利般特【周利般特は、愚かなパンダカといわれて、お経の詞を4ヶ月かかっても覚えられなかったが、仏陀はパンダカに白い布を与え「(垢をとること。塵を払うこと) 。この言葉だけを覚えて、唱えつづけなさい。」と言われました。パンダカは、そのことを素直に聞き、それを行ったとのことから、周利般特は、最高の悟りを得て阿羅漢となられました。】という御話しでした。(HP No.461P05)

『【文集】18日のご縁から』には、仏教のご縁を戴いたことが記されています。
 今生の私の戴いた人生も、そろそろ・・・ということで思いますと、この「五十鈴ストーリー」を組まれた方には、お見事と申し上げたくなります。
 まずは、アメリカ、コロラド州デンバーのライラックの垣根の家の隣家に住んでいた1972年5月18日の朝の事です。7月には帰国するので、アメリカの友人達への感謝文『DIFFERENT』を書き上げて、少し離れた学校に通う娘を車で送り込むので外に出た時に始まるストーリーです。(作品集『ライラックの垣根の家の物語』)

 5月は、聖母マリア様の月。そして、1 8日は観音様のご縁の日。その日の出来事を感謝文『DIFFERENT』(HP No.250P12〜18)に掲載しました。
 そして、帰国後のことです。その『DIFFERENT』は、突然訪ねてこられたアメリカの友人の思い付きで、ある雑誌の企画、懸賞付きの投稿作品として投稿されます。
 そして『DIFFERENT』は、1等賞をとり、懸賞のフィリピン行きの航空券を戴いて、聖母マリア様の生誕2000年10月(1987年10月)に、思いがけずのフィリピン行きになるのでした。

 この後、フィリッピンでの出来事も、不思議な事が次々と起こりました。(HP No.116P06〜P10)
 仏教も、キリスト教も、そして神道も、何らかの御縁のお導きに誘われ、全て思いがけないご縁の流れからでした。その流れの誘いは、障害をもたれた方とのご縁の流れなのでした。まずは、アメリカのデンバーでの、1972年5月18日ライラックの垣根の家のご夫妻との出会い、ご夫妻は聴覚障害をもたれていました。

 帰国後、主人の母と聖ヨハネ会のシスター入間川様との電車の中での出会いから始まる成人の知的障害の方々の施設、富士聖ヨハネ学園の陶芸班の作品との出会いでした。そしてそれは、視覚障害の織田津友子さんとヨハネ学園の陶芸作品との出会いとなり、「小さなうつわの会」が始まるのでした。
 全てが、障害をもたれた方々とのご縁を戴いての流れでした。
 1972年から障害をもたれた方々とのご縁を戴いての日々は、今年2017年5月18日には、45年になりました。

 この45年の歩みの中で、ご縁を戴いて始まるのに、仏教の勉強会がありました。
 日本人の精神性の土台となる根源の感性づくりの中に、身近な生活習慣に結ばれていった仏教があったと思います。聖徳太子の「和をもって貴しとなす」は、素直な心の結びとなっていると思います。
 奈良の大仏毘盧舎那は太陽の意味で、宇宙の中心から太陽のように照らし続ける仏様、台座は1000の連弁をもっていて、それは100億の世界を持っているとされていると書かれた本を読んだことがあります。そして毘盧舎那は1000の釈迦仏を化現されて、そのそれぞれがまた100億の釈迦仏を現して、世界を説法するとされているとも書かれていました。それならば、毘盧舎那如来様にお願いいたしましょうか。
「人々の心が、純粋の濁りのない心で生きることが出来ますように」と・・・。







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