晩秋の風の誘いから
この世からの旅立ちの前に
【柴田様が最後まで大切に枕元に置かれていた、心にとめておきたい言葉を書かれたノート・・・】そちらに行って柴田様にお目にかかれ、そのノートに書かれた文のことをお話しが出来たらと、晩秋の木々の間を吹く風に吹かれ舞い落ちる葉に心を寄せて、読ませて戴きます。まず、「死の恐怖を捨てなさい」という文から・・・。

人間は食べなければならない。眠らなければならない。運動しなければならない等の肉体に対する義務に執着しなくなった時、死の恐怖から解放されます。肉体を維持するための義務は、喜びをもって、しかし執着なくこれを行いなさい。
人間の本質は霊であって、肉体はそのかりそめの衣であるという真理を悟れば、肉体との別離を恐れなくなるでしょう。
肉体への執着は、人間が無知のゆえにみずからおのれの課した束縛です。
死は、霊なる俳優が人生劇場で新しいドラマを演ずるために新しい衣装に取り換えてくれるのです。
内なる霊的視野の開けた賢者たちは、地上の義務を終えた人の死はより高い天上の人生への誕生であることを知っています。
この世のお務めをちゃんと果たした人にとっては、死はより高き状態への進化であるとの事です。
この世のお務めの義務を果たしきれなかった人は、死によって、別の環境で果たすよう機会を与えられるとの事です。
この世の旅立たれる前の柴田様に病院でお目にかかった時のことは、今でも鮮明に映像として残っています。死をしっかりと覚悟されていたお姿でした。その時の事を思い出すと、私にいつもお話しされていた御ことばが浮かびます。
「全ての事は、全て神様から戴くのです。
自分にとって悪いことでも、みな天からの戴ものです。」
この柴田様の御ことばには、磔の十字架を負われ、ゴルゴダの丘を歩まれるキリストのお姿がありました。そして、その十字架の磔に遭われるキリストのお姿は、柴田様のゆるぎない信仰の原点でした。
続けてそのノートに書かれていた「魂の進化」と題された文です。

われわれは、なぜ自分の愛する人が死んだときに泣くのでしょうか。
それは、自分の愛するものを失った事を嘆くからです。
しかし、もし 自分の愛する人がより良い人生学校で勉強する為に離れて行くとしたら、われわれは、自分の淋しさを嘆くかわりにその人の為に喜ぶべきでしょう。
去りゆく人に対して われわれが利己的な心から悲しみの念波を放逐する事は、その人を地上に引き止めその進化をはばもうとする事になります。
神は、絶えず沸き出ずる泉の様に常に新たな表現活動を展開してゆく為に、その乗り物であるすべての創造物を、死という魔法の杖によって、より適切な形のものに更新しておられるのです。
この世の務めを果たした人にとっては、死はより高き状態への「進化であり、又、この世で義務を果たしきれなかった人は、死によってその分を別の環境で果たすよう、機会を与えられたのです。
生命は、魂が偉大な死の工場で、訓練される時、より美しく進化するのです。
【神は、絶えず 沸き出ずる泉の様に・・・すべての創造物を、死という魔法の杖によって、より適切な形のものに更新しておられる・・・】
【この世の務めを果たした人にとっては死はより高い状態への進化であること。
この世で、義務を果たしきれなかった人は、死によって、別の環境で果たすように、機会を与えられる・・・】
このことは、全ての人の死は、それぞれの魂の進化に合う適切な場にうつされて育てて戴くということなのでしょうか。私の今生歩んできた過去を思い返しても、思います。
父方と、母方の曾祖父母から祖父母、そして、父母、兄たち。そして、婚家先の、御先祖の方々。そうした多くの方々のご縁を戴いて、この世で学び育てて戴きました。
その方々は、今生のお勤めを終えられて、あちらに、いかれました。
私も、そろそろ今生のお勤めを、という時になりました。思えば、良いご縁を戴いての素晴らしいお導きを戴いた一生と思い「全てに感謝」の「今」です。
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