大村美術館を訪ねて
稲本玲子
五十鈴さんのお宅に泊めて頂いていた9月1日、五十鈴さんご夫妻の温かいご配慮で、大村美術館へ連れて行っていただきました。
昨年ノーベル賞を受賞された大村智先生は絵がお好きで、先生が収集された絵や陶磁器を収められた美術館が山梨にあると聞いていました。機会があれば是非見学に行きたいと思っていました。
初秋の甲斐路のドライブは快適で、空高く、素晴らしい山並は続き、田んぼは黄色く色着きはじめ、畦には秋草がそよいでいました。坂道を上った丘に大村美術館が建っていました。
『韮崎、大村美術館』大村先生が韮崎市に寄贈されたと書いてありました。
美術館からの展望は美しく、韮崎の町が一望できました。
稲本玲子撮影
美術館に入ると、先ず片岡球子画伯の力強い富士山の陶板が目に飛び込んできました。富士山のおひざ元、見事でした。
一階の展示室には、明治から現代の日本を代表する女流作家の作品と、女子美術大学を卒業された方の作品が展示されていました。
大村先生が女流作家を応援してくださっていると知って、長年絵を描いている私は、とても嬉しく、心強く思いました。
二階の展示室は、鈴木信太郎画伯の小品とスケッチが収められていました。一同に集められた鈴木信太郎画伯の作品を楽しく拝見しました。
大村先生の著書を後で読ませていただき、先生が鈴木信太郎画伯の作品を愛して収集されたことを、納得しました。大村先生のお人柄と鈴木信太郎画伯の温かい作風が私の中で一致しました。
隣の展示室には、陶磁器が展示してありました。バーナードリーチ、濱田庄司、島岡達三他の作品。ここからのパノラマの展望は心が解放されるすてきな景色でした。
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