故郷の風景の素晴らしさ・・・
2016・09・01 ・五十鈴撮影・・
この景色は、パンフレットに紹介されていた「・・・八ヶ岳や茅ケ岳、更に奥秩父連峰」、その日の八ヶ岳です。
韮崎大村美術館入口の受付の売店に、大村智氏の著書があり『人をつくる言葉』を戴きました。その著書から、この自然に育まれた「智」を教えて戴きます。
はじめに
「人のために役立つことをしなさい」
これは私の人生のいわば「原点」になった言葉です。この言葉を幼いころに育ててくれた祖母から、ことあるごとに言われました。この言葉を座右の銘とし、私は自分の研究人生で岐路に差しかかったとき、どちらが人の役に立つ研究になるかと考え、より世の中に役立つ方向へ選択することを常に考えてきました。
そして、「言葉は人の生き方を決める」ということを、いつの間にか意識するようになったのです。
私は周囲の人から「メモ魔」と呼ばれています。なんでも人の話を忘れないうちに書き留めておくという習慣ですが、本やテレビを見ていて感銘を受けた言葉を書き留め、また自ら思いついた言葉も書き留めていくようになっていました。
あるとき、安岡正篤氏の墨跡集の中に「腹中有書」(腹中書有り)という言葉を見つけて共鳴しました。この言葉の意味することは、何事によらず単なる知識として持っているだけでは役に立たない。肚の中にしっかりと収めなければ本物にはならない。言葉や知識は肚の底に収めてこそ初めて行動の規範になると理解しました。
さっそく「腹中有書」と題名をつけた備忘録を作り、感銘を受けた言葉や自分の中に思い浮かんだ言葉を書き留めていったのです。
【山梨県韮崎市に私の生家があります。「腹中有書」に墨書をするときは、環境の静かな生家で書くことにしていました。】と書かれています。
【「腹中有書」を書いていくうちに、人生の指針となり行動規範となる言葉を肝の底に収めていくことは、人生を豊かにすると確信するようになっていました。その私の体験が読者の方々に伝わり、言葉の意味が肚の底へと響き渡っていくことがあれば、大変うれしく思います。】2016年5月と記されてある文でした。
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