「難有」を「有難い」に
それなりの私の人生に戴いた今生の試練、難有の人生が、そろそろという時になりました。「難有」を「有難うございました。」と感謝の心での旅立つ日の準備をしております。
自由な大正時代の明るく楽しい時代を引き継いでの、昭和の始めが幼い頃は、一家団欒の明るく楽しい時代でした。それが、私の心の根っこでしたが、父が職業軍人だった事から、1936年(昭和11年)2月26日に起きた2・2・6事件のその頃から、わが家にも、何か、空っ風の吹き始めてきたような記憶があります。
そして、昭和16年(1941年)12月8日、日本は戦争に・・・
私の少女時代は戦争一色でした。
そして、戦後の人間失格の世情の「悲しさ、哀れさ」を体験、ズタズタの心を引きずって大人になっていきました。
その時の私の心は、棄てられた犬か猫かのようだったかも知れません。あたりを伺うように、ただ、安らかに休める小屋を探し・・・でも、何処にもありませんでした。
空を仰いで、亡き母の面影を求め、ただ、叫ぶように、祈った記憶があります。
その後も、人生の山をいくつも越えて、苦難の人生を学び、そして、カトリック信徒である家の夫にめぐりあい、家庭を持ち、子育ても済んだ頃、ひとり静かに、日々の祈りをさせて戴く時間が持てるようになりました。
母なる方へ
ひとつの生命があなたのむねに
ときをこえて刻むイノチの鼓動
このイノチに 授かるものは なに
時を超えて刻むイノチ
母なるあなたにいだかれて
かぎりないやすらぎのときをこえた恵み
生かされて いきるイノチの鼓動
あなたを思い あなたに問い あなたにすがり
涙のなかに・・・生きてきました
そう 涙がなかったら
無言のなかの あなたの答え 生かされることの イノチの喜び
そのメッセージは ききとれなかった
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