竜神様は弁天様
「ルナ・ライヤー(リラ)」を先生に贈呈の後、先生は、吉祥天を描きに東明寺に行かれました。その時の織田先生の楽しい思い出話「蛇の抜け殻と、竪琴は、弁天様のお働き」から・・・
【東明寺の入り口の処に竜神様の石碑がありました。先生は立ち止まれて碑に触れながら「ほらここに、ほらここにも女の人がいるでしょう。」と指差されました。そばにおられた仏教学者の田辺和子先生は「竜神様は弁天様」と言われました。・・・】
織田先生が吉祥天を描き終えられて、お堂の外に出られて、突然、何を思われたのか、お堂の床下を覗かれておられましたが、そのまま屈んで床下に入られたのでした。その時の事を書いた文です。
【80歳を越えておられたのに、その動きは少年の様でした。暫くして、床下から屈んで出ていらした先生の手には、蛇の透き通ったきれいな抜け殻がぶるさげられていました。そして身体を起こされると、大事そうにポケットにしまわれようとされます。それでは、抜け殻がばらばらにくずれてしまうと、それを見ていた方が、封筒をお渡しになりました。】
その後のことです。【先生を奈良の駅までお送りする車の中で、先生は何か探しておられたので伺うと、それは「蛇の抜け殻」でした。封筒ごと、どこに入れたか忘れてしまわれたのでした。】記憶がそろそろ蒸発しやすいお歳ですが・・・。
【車に同乗してそれを聞かれた田辺先生は、その時、小声で「蛇の抜け殻は弁天様だから、竪琴と、ご一緒」との一言でした。
織田先生を駅までお送りして後、杉並家にもどりますと、織田先生に御送りする「竪琴・ルナ・ライヤー」の横に、蛇の抜け殻を入れた封筒がちゃんと置かれてあったのでした。
田辺先生は「蛇は、弁天様。奏でられる楽器と一緒に送るようにと、弁天様のお考えのおはたらきだったのですよ。」と言われました】ということでした。
直ぐに「竪琴」と「蛇の抜け殻」を一緒にして、織田先生の家にお送りしました。
その後、蛇の抜け殻は、織田先生の大切なものとなったとお聞きしました。古来・音楽・美術等の技芸の守護でおられる水の神様、それは弁天様。その後、織田先生の絵で「ルナ・ライヤー(リラ)」を奏でる女性は、弁天様とおよびしました。
【織田画伯の描かれる女性像は、仏画では見られない織田廣喜画伯の弁天様。
「おんな」を大切に描かれたその心の奥には、今は天におられる奥様のリラさんを、天の川の流れの傍らに描き、七夕さまのゆきあいの夜に逢われているのでしょうか。少年の心のような織田廣喜画伯の絵に縁をいただけた天の川の流れのお話しです。】
(No051・P03)(No167・P04)(2003年7月の小さなうつわのお便りから)
これは作り話ではありません。本当にあったことです。そして、この後に、織田廣喜先生の描かれた「天の川」の絵画は、大和郡山の風を感じるところ、ということからの「ご縁」を戴いた、額安寺に奉納ということになるのです。これも、弁天様の御働きだったのでしょうか。
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